小論文ができるようにならない人のための勉強法 続き~みんながやるやり方じゃ、足りない人もいるんです。

こんにちは。
早慶MARCH専門個別指導塾YMSTUDYです。

小論文シリーズの続きになります。

では小論文において発想力や整理し筋道立てて述べていくにはどのような練習をしたらよいか。
まず発想力から鍛えていく必要があります。

参考書としておすすめするのが、樋口のこれだけ小論文 基礎編です。
読み物として出されている参考書ですが、これを発想力をきたえるための練習に使うのです。

いったいどのようにやったらいいか。
頻出テーマが10個ほどあり、テーマごとに簡単な例題があります。

設問に答えるのではなく、賛成と反対の意見を限界まで絞り出してください。
きつくなったら、設問文の解説というページがありますので、そちらを読んだ上でまた賛成と反対の意見を考えてください。

そこまでやった上で、賛成、反対の考えのページをそれぞれ見てみてください。
そこで照らし合わせをすることで、自分の思いつかなかった考えがいくつか出てくると思います。
そんな考えがあったのか!と十分に絞り出した上で見てみると、感動し印象に残りやすいです。
そこには線を引き、最後のページにそれらをまとめて自分の言葉で書き出してみてください。

次に設問(意見を600字以内で書く)ですが、こちらは、自分で書く前に、解答を読んでください。
その上でそれを真似しながら、自分の意見を書いてみてください。
これは採点してくれる人がいないことを想定したやり方なので、採点する人がいる場合は解答を読む前に自分で書いた上で採点してもらってください。

以上になります。
読み物の参考書に少し工夫を加えてあげることで、発想力を鍛えることができます。

ほかに小論文で何かご不明な点等あれば、ご連絡ください。