~音読のやり方とやる意味~安○内先生も激推しの最強学習法の罠

こんにちは。
早慶MARCH専門個別指導塾YMSTUDYです。

~音読のやり方とやる意味~

安○内先生も大好きな音読練習。この音読練習というのは確かに最強でして、
これだけやるだけでもセンター試験180点超える人もたくさんいます。
ですが、やっているにもかかわらず、100~120点をさまよう人もたくさんいます。
この違いは何があるのでしょうか。
英語の勉強において非常に大切な部分なので、丁寧に解説していきます。

まず、音読の目的ですね。
みなさんは日本語を聞いたときに、文法や単語の意味を考えたりせずに、
内容を捉えることができますよね。
英語も最終的に同じように聞くと同時に内容を捉えるのがゴールになります。
その中間地点に位置するのが音読で、英語のリスニングのスピードではなく自分で
発音するスピードで、発音と同時に内容を捉えられるようにするのが目標になり、
最低ここまでできないと、早慶レベルの長文を読むのは間に合わないのです。
音読練習により、早慶レベルの長文の内容を把握するためのスピードを高めることが目的になります。

では内容を把握するというのはどういうことか。
よくある間違いとして、
・CDをきいてそのまま音読をしている
・ただ音読をしている
というやり方があります。
これでは肝心の内容をしっかりと把握するということができていません。
一文ごとに大まかにだけ内容を把握して音読をしていると、
パラグラフリーディングがパラグラフごとの大まかな内容をとることなので、
一文の内容が大まかにしか理解できてない状態でパラグラフリーディングをしてしまうと、
なんの情報も入ってこないに等しい状態になってしまいます。。

なので、まずは一文一文日本語にでいいので訳した上で、確認もして
しっかりと内容を理解をした上で、一度CDを聞いた上で、音読に入ってください。
この一度CDを聞くというのも実は非常に重要なことなのです。
なぜなら、CDではナレーターが英文を読む際に息継ぎをカンマの位置とは関係なしに
行なっています。息継ぎをしているということはそれ以降の英文はまだ読まれていないのです。
これがどういうことかというと、それ以降の英文を訳さずに読み上げた部分までしか訳さなくていいということです。
ここに着目してCDを聞いてみてください。

音読回数の目安ですが、最低5回はやりましょう。
最初は声に出して少し遅れて内容をとる状態になりますが、5回以上繰り返すと発音と同時にできるようになるので、
めげずにやってみてください。

おすすめ教材としては速読英単語の必修編とCDが使いやすいと思います。

※上級編 シャドーイングは難しい!

ここからは上級編のシャドーイングについてになります。
まず、シャドーイングが上級なことを知っていましたか?
学校では普通にシャドーイング大事だよとか言われるかと思いますが、これめちゃくちゃ難しいんです。
なぜならCDと同じ速さで音読をし、内容をとるからです。
これは速読英単語必修編の場合は、音読練習を3周ほど行なってから4周目から挑戦して見ましょう。