~古文が苦手な人のため勉強法~文法ができる=読めるわけではない!

こんにちは。
早慶MARCH専門個別指導塾YMSTUDYです。
今回は古文が苦手な人のための勉強法とその原因を解説していきます。

~古文が苦手な人のための勉強法~文法はできる=読めるわけではない!

古文というと、文法は勉強している人は多いです。
品詞分解もちゃんとできる人は多いです。
なのに、センター古文や、私大の古文になった瞬間、
読めない、読めない、読めない!

ではなぜ読めないのでしょうか。原因と解決策を詳しく説明していきます。

まず、おろそかにしている人が多い、古文単語。
これができていなくて読めない人もかなり多いです。
単語やるだけなの?ほんとに?
ですが実はこれ、結構覚えにくいんです。

なぜなら、ほぼ日本語に近いような言葉で述べられているにも関わらず、
日本語の意味と全然違ってくるからです。
例えば、はづかし。
恥ずかしいって意味だと思ったら、文章では(こちらが恥ずかしいと思うほど)立派であるという意味になることが多いです。
そんなの、想像できないので、勉強するしかないのです。
単語の勉強法は別記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

次に、
古典の常識が欠けている。
これも大きいです。古典常識として用語を覚えるのはもちろんですが、
それに加えて、昔の人の心理状況がどのようなものなのかの理解が必要です。

どういうことかといいますと、昔の時代の和歌を書くような身分の高い人は、一日中暇なのです。
暇なので和歌を書くんです。そして恋をするんです。
そして、恋をしているときに暇な状態なのです。
これってすごいまずいんです。よく、恋愛をするときには、それだけにならないように自分の趣味を作りなさいと
現代では言われます。そんなもの昔の時代にはありません。それしか考えられません。
そして受験勉強中の皆さんならわかると思いますが、一人で物事を考えるとほぼ100%マイナスな方向に向かいます。
浮気しているんじゃないだろうか。死んでしまったんじゃないだろうか。とマイナスなことばかり考えるのです。

上記のような心理をもっているという知識で読むだけでも、古文の世界が大きく変わるかと思います。

最後に、古文の読み方をわかっていない。
これも原因の一つですね。
古文の読み方を学ぶ参考書を必ず取り入れて勉強を進めていきましょう。

どんな教材を使ったらいいかについてはまた別記事で紹介していこうと思います。
ご不明な点等あれば、お気軽にご連絡ください。